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[サントリー天然水]
採水地は、南アルプス・阿蘇・奥大山にあるが、採水地周辺には「天然水の森」を設けて、水質と安全を守る活動が行われている。1991年に「南アルプスの天然水」として全国発売していたが、2003年4月に南アルプス市が誕生したことに伴い、南アルプス市が採水地であるとの誤解を避けるために、商品名を「サントリー天然水 南アルプス」と改めた。

[伊右衛門]
サントリーと福寿園のコラボレーションにより製造、2004年3月16日に発売される。伊藤園「お〜いお茶」キリンビバレッジ「生茶」とともに、ペットボトル緑茶三大シェアのひとつである。通常版の他「濃いめ」や期間限定商品が存在する。伊右衛門の発売にあたり、サントリーは、コンビニエンスストアでの販売に力をいれ、最大手であるセブンイレブンに協力を要請。発売日に売り場より他社製品を撤去する合意を取り付けた。発売直後は、大規模な宣伝はされなかったもののサントリーがそれまで発売した無糖飲料中で最大ヒットとなった。特に店頭用500mlペットボトルに関しては、あまりの売れ行きにペットボトル容器の生産が追いつかないという事態が発生した。そのため、サントリーは伊右衛門の製造工場を全て閉鎖し、販売も休止してその間に製造体制を拡大させた。その経過が話題となり、更に伊右衛門の人気をあげることとなった。

[サントリー黒烏龍茶]
サントリー黒烏龍茶はサントリーフーズが2006年から販売している特定保健用食品の烏龍茶である。茶葉の半発酵過程に生成されるウーロン茶ポリフェノールの一成分「ウーロンホモピスフラバンB」を含むポリフェノールの集合体「ウーロン茶重合ポリフェノール」の作用により、腸管からの脂肪吸収を抑え、食後の中性脂肪の上昇を抑える効果を売りにしている。食事の際に350ml飲むことで効果がみられると宣伝している。

[BOSSコーヒー]
ボスコーヒーは、サントリーフーズの缶コーヒー。1987年から1992年に製造されていた「WEST缶コーヒー」の後継商品として1992年8月より発売されている。中身は飲む人が本当にうまいと思うものでなければならないとの開発理念から、通常6〜8ヶ月の開発期間を、約20ヶ月も費やして開発された。作り上げた試作品は1000を超え、徹底的に評価にかけられた。甘さ控えめの風潮から、試作の際には、甘すぎるとの意見が多く出がちであったが、体を動かす仕事のヘビーユーザーに考慮して、現在の味に至っている。

[なっちゃん]
なっちゃんはサントリーフーズが1998年3月から発売している清涼飲料水である。発売当初は、オレンジのみであったが、後にりんごも登場し、期間限定商品など多くの味が発売されている。吹き出し型のロゴを使用しなくなった現在でも名残でロゴに「!」が付けられることが多い。

[ペプシコーラ]
ペプシコーラは、1894年にアメリカ合衆国ノースカロライナ州の薬剤師ケイレブ・ブラッドハムが消化不良の治療薬として売り出した飲料に起源を発する。当初の処方では消化酵素のペプシンが含有されていたので、1898年にペプシンに因んでペプシコーラと名前を変更した。第二次世界大戦下では軍需品として特別扱いされたコカ・コーラに引き離されてしまうものの、コカ・コーラから移籍してきたアル・スティールによって、自動販売機での販売を開始すると再び成長軌道に乗った。

[C.C.レモン]
1994年発売。発売当初のテレビCMのテロップでは「シーシーレモン」とも表記された。レモンとビタミンCをテーマとして名前をC.C.レモンとしている。コマーシャルソング「C.Cレモン」は、じんましん太の作詞・作曲で、当初は演歌歌手の水前寺清子が歌っていた。「あ、せーの」という出だしのかけ声が特徴的。

[オランジーナ]
オランジーナは、フランスのオランジーナ・シュウェップス社の柑橘系炭酸飲料ブランド。フランスではコカ・コーラを凌ぐ人気で国民的な清涼飲料水である。炭酸飲料であるが、ボトルを開ける前に軽く振ってから飲む。フランス系アルジェリア人のLeon Betonが1936年にアルジェリアで発売。戦後フランス本土で広まり後々に国民的な飲料品となった。

[セブンアップ]
7up(セブンアップ)は、レモン風味のソフトドリンク。モットーは、「100%、自然」であり、炭酸や糖分のほかは、できるだけフルーツの材料を使用するようにしている。名前の由来については定かではないが、「Up」は発売された1920年代から成分が変更される1950年代まで、精神昂揚作用のあるクエン酸リチウムがはいっていたことによるが、「7」については、発売当初のボトルが7オンスであった、創業者がサイコロを振っていて思いついたなど諸説がある。

[ペリエ]
ペリエは、世界140カ国の喫茶店やレストランで飲まれている最も有名な炭酸水。特にヨーロッパではペリエを置いていない飲食店は無い、と言われるほどであり、食前酒代わりにペリエを飲む習慣もある。「ペリエ」の名は1898年に水源の所有権を買い取り、ボトリング設備とボトル開発に注力した、フランス医師のルイ・ペリエ博士に由来する。きめ細かく、長くはじける炭酸が特徴で、ナポレオン3世が「フランスの誇り」と絶賛したという逸話がある。

[ニチレイアセロラドリンク]
食品加工・流通企業のニチレイは、ブラジルにおける捕鯨事業の中止による継続事業として、1984年に南米原産のアセロラを使った商品を発売し、1986年にはアセロラドリンクを発売した。後にサントリー食品に事業譲渡されているが、ニチレイのブランド名での販売は継続されている。

[ゲータレード]
ゲータレード(Gatorede)はアメリカのストークリー・ヴァンキャンプ社が製造・販売する清涼飲料水。スポーツドリンクの草分け的存在として知られる。ゲータレードは1965年に、フロリダ大学のアメリカンフットボールチーム「フロリダ・ゲーターズ」のために、同大学の医学・生理学者のロバート・ケード博士によって開発された。ゲータレードという名称は、チーム名と「エード」の合成語である。ゲーターズは、1967年にゲータレードを公式に使い始めたが、その年、初めてオレンジボウルに進出して勝利するというめざましい成績を上げた。

KIRIN
[生茶]
旨味成分テアニンなどを豊富に含む「生茶葉抽出物」を使用した緑茶として、2000年に発売され、商品名もそれに由来する。製法は、緑茶本来の旨味を出すために、茶葉は国産の玉露、かぶせ茶、深蒸し茶のみを使用、59度(2008年リニューアル後は62度)という低温で抽出し、粗ろ過である。このため、パッケージには「よく振ってお飲みください」と表示されている。2003年の「口どけ生茶」のCMの中で松嶋奈々子が手にはめていたパンダの人形が人気となって生茶パンダという名前がつけられて、CMに登場したり、グッズキャンペーンが行われた。2005年には、2Lの生茶のペットボトルを潰しやすい「ペコロジーボトル」に変更した。重さが従来の2/3となり、材料の節約にもつながった。また、香料が使用されなくなり、無香料となった。2010年には発売10周年を迎えて、大幅なリニューアルをおこない、新商品のブレンド茶「生茶 朝のうるおうブレンド茶」と同時発売した。ブランドのスローガンも、“現代の緑茶ブランド”から、“現代の無糖茶ブランド”に進化した。

[午後の紅茶]
キリンビバレッジが1986年から販売している紅茶飲料。午後ティーの愛称で親しまれている。商品名である「午後の紅茶」は、第7代ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアが行なった「アフタヌーン・ティー」を直訳したものであり、パッケージにはマリアの姿が描かれている。「午後の紅茶」という名を考案したのは、発売当時の麒麟麦酒清涼飲料事業部の一女子社員であった。

[トロピカーナ]
トロピカーナはアメリカ合衆国フロリダ州にあるTropicana Products社が製造しているジュース。アメリカにおいては1998年よりペプシコの傘下となっている。日本においては、アメリカとは異なりキリンビバレッジがライセンス生産している。

[アミノバイタル]
BCAA(分岐アミノ酸)とアルギニンという4種類のアミノ酸を配合したスポーツ栄養飲料。体液より低い浸透圧のハイポトニック設計で、体にすばやく吸収されるので、スポーツ時や軽く体を動かした時などのリフレッシュシーンにおすすめです。

[ラブズスポーツ]
スポーツ前から飲みはじめるNEWスタイルスポーツドリンク。協和発酵バイトとの共同開発。アルギニンとシトルリンがすばやくスポーツモードへ。必須ミネラル(ナトリウム・カリウム)がスポーツ時の運動で失われるミネラル分をしっかりサポート。ナトリウム配合量をアップ(50mg/100ml)スポーツ時や夏季の水分、塩分補給にもぴったりです。

[FIRE(ファイア)]
ファイアはキリンの缶コーヒーブランド。1987年から1998年に製造されていた「JIVE」の後継商品として1999年より発売開始。「直火焙煎」が売りで、パッケージには品名にちなんだ炎のマークが描かれる。飲む人の日常に寄り添い、前向きな気持ちにするブランドとして歩んできた。ファイアのコーヒー豆は、地域にあった品種を地域にあった栽培方法で生産。商品ごとに違う産地の風味や味の特徴を楽しむことができる。産地の香りを感じてもらうために新豆のみを使用。

[ボルヴィック]
ボルヴィック(Volvic)は、ナチュラルミネラルウォーターのブランド。ヨーロッパでは珍しい軟水のミネラルウォーターであり、日本茶や出汁との相性が良い。そのため、本国よりも日本での人気が高い。約4,000ヘクタールに及ぶ水源地はオーヴェルニュの国立公園の中にあり、地上、地下問わず水源地周辺での建築物の建造を一切禁止したり、産業規制を行ったりするなどして厳重な保護がなされている。

[キリンレモン]
1928年(昭和3年)3月16日発売開始。日本においては、スプライト、三ツ矢サイダー、リボンシトロンと並んでサイダー・ラムネ類の定番商品であり、ロングセラーとなっている。レモンという名称だが無果汁である(レモンの爽やかさを楽しむためにレモン果皮から採った天然香料を使用していることが由来)。近年、微炭酸が流行の兆しを見せているのに反して、強めの炭酸志向を守り抜き、微炭酸を嫌う炭酸フリークから根強い人気を獲得している。

伊藤園
[お〜いお茶]
茶飲料で一番売れている商品であり、2009年2月で発売20周年を迎えた。「緑茶」をはじめとして、「濃い味」「ほうじ茶」「玄米茶」など様々な商品があり、季節限定品も存在する。2005年以降、1L入りのミディボトルも発売されて、売上げが伸びている。発売当初は、「煎茶」という名称だった。それまでの「お茶は温かい飲みもの」「お茶は自宅や会社で飲むもの」というイメージを払拭して、冷たい緑茶が全国に広まるきっかけとなった。発売当初は、緑色に加工されたペットボトルにて販売していたが、このペットボトルはリサイクルが困難であったため、分別リサイクル普及にともなう社会的要求の高まりを受けて、他者競合品と同様の透明色となった。2004年に伊右衛門がでると、対抗してパッケージをかっちりした字体に変更してはどうかという意見が出されたが、従来からのブランドイメージを大切にして筆文字は残されることになった。

[エビアン]
フランスのエビアン近郊、カシャ水源で採取されるフランス・ダノン社のミネラルウォーターブランド。水質は、硬水で、硬度304。ボトル入りの硬水ミネラルウォーターとしては、世界でもっとも有名なブランドのひとつである。1826年にボトル入りの水としての販売がサヴォイア公国政府に公認された。レギュラーのペットボトル以外にも様々な形のボトルで販売されており、1826年の販売以来用いられてきたガラス製のボトルは現在でも使われている。日本では1987年から販売が開始されている。

コカ・コーラ
[コカ・コーラ]
19世紀にアメリカ合衆国で発明された世界初のコーラ飲料。ジョージア州アトランタ発祥。コカ・コーラの名の由来は、コカの葉とコーラの実を原材料に使っていたことによる。法律で禁止されるまでは、微量であるがコカイン成分は実際にはいっていた。ザコカ・コーラカンパニーで調製されたコーラの原液が世界各地のボトリング会社に流通し、現地各社によりコーンシロップ、砂糖などで薄められて、炭酸水で割られて販売される。

[ファンタ]
1940年、第二次世界大戦でコカ・コーラの原液を輸入できなくなったコカ・コーラ社のドイツ法人で開発された。ブランド名の語源は、ドイツ語。日本では、第二次世界大戦後の1958年に初めて販売された。この当時、すでに世界36カ国で販売されていた。1960年にはコカ・コーラ社によって商標が買い取られた。1961年、アメリカ国内では「7Up」に対抗するために、ドイツ国内で販売されていたファンタクリアレモン味を「スプライト」という名称で販売した。現在は世界180カ国で販売されており、最も消費量が多い国はブラジルである。

[スプライト]
元々はドイツのコカ・コーラ社が発売した、レモンライム風味のファンタ「クリアレモンファンタ」である。1961年、アメリカ合衆国のコカ・コーラ社が、レモンライム風味の飲料「7Up」に対抗するために、「スプライト」と名付けて発売した。由来は、元気という意味のSpiritと、妖精という意味のSpriteから来ている。コカ・コーラと違い、カフェインは入っていない。日本では、初期の段階では透き通る緑色のガラス瓶に、滑り止めを兼ねた凹部をほどこした独特のデザイン性のある容器もこの飲料のイメージづくりに貢献し、コカ・コーラと並んで定番商品であった。

[ドクターペッパー]
ドクターペッパーは、1885年にアメリカで発売開始された炭酸飲料。アメリカ・バージニア州のペッパー医師がドラッグストアを兼業し、そこのスタッフが医師の実娘との結婚を切望して、仕事上の能力を認めてもらおうと開発、その後1885年カリフォルニア州で商品化を始めたといわれる。日本では、1973年から販売されている。

[綾鷹]
綾鷹は、日本コカ・コーラが発売する緑茶飲料。京都宇治の老舗茶舗上林春松本店との協働による製品である。「綾鷹」というブランド名は上林春松本店が販売していた高級玉露に由来している。コンセプトは、「急須で入れたような緑茶本来の“にごりのある色味”と“舌に旨みが残るふくよかな味わい”」

[爽健美茶]
原材料に緑茶、ハトムギ、大麦、チコリー、玄米、ドクダミ、はぶ茶、プーアル茶、キヌア、明日葉、大麦若葉、発芽玄米の12種類の素材を使用している。過去の製品には、CMソングにもあった通り「ハトムギ、玄米、月見草、ドクダミ、はぶ茶、プーアル、チコリー、緑茶、大麦、南蛮黍」がブレンドされていた。当初はアサヒ飲料の十六茶の対抗商品として企画されたが、ライバルの売り上げを上回る大成功を収め、定番商品として茶飲料の一大メガブランドに成長した。コンビニエンスストアでは、取扱いのない店舗がないとまで言われるほどの流通量で、愛好者も多い。自動販売機などでは、夏季には甘いコーヒーやジュース類よりも好まれるため、看板商品のコカ・コーラやジョージアよりも、多く並んでいることがある。

[ジョージア]
1975年に発売されてからしばらくの間は、現在の「オリジナル」となる250g缶の単一商品のみであったが、1980年代前半にシリーズ展開が始まり、現在では他社を凌駕するラインナップを誇り、缶コーヒー市場においてトップブランドの地位に君臨している。名称の由来はコカ・コーラの本拠地がジョージア州にあることからきている。しかし、アメリカでは販売されていない。2009年1月に「エメラルドマウンテンブレンド」シリーズのリニューアルにあわせてブランドロゴが変更された。

[アクエリアス]
日本コカ・コーラ社のスポーツドリンク。昭和58年(1983年)4月に大塚製薬のポカリスエットに対抗する商品として日本で発売された。味はポカリスエットより甘くなく、さっぱりとしている。商品の中にはいっている液体は体液にほぼ等しい浸透圧を持つ。これらの飲料のことをアイソトニック飲料とも呼ぶ。名称はみずがめ座・ラテン語名である「アクアリウス」を英語読みしたことによる。

アサヒ
[六甲のおいしい水]
六甲のおいしい水は、1983年から2010年までハウス食品が、2010年から2012年までアサヒ飲料が発売していた、ミネラルウォーター。2012年6月に「アサヒおいしい水六甲」としてリニューアル。ブランド名変更は製造拠点の複数化による供給能力の向上と安定化を図りミネラル水の需要拡大に応じて、もっとも安心・安全なミネラル水を、自然のおいしさをそのまま家庭に提供することを目指している。ブランドロゴは、「六甲のおいしい水」で用いていたものをそのまま使用している。

[十六茶]
十六茶は、シャンソン化粧品が開発し、1985年から発売しているブレンド茶。1993年からは、アサヒ飲料との提携により缶入り・ペットボトル入りの飲料として発売されて全国的なヒット商品となった。ブレンド茶市場の約1/4をシェアしておりノンカフェイン飲料である。

[WONDA(ワンダ)]
アサヒ飲料が1997年より販売している缶コーヒーである。同社のコーヒーブランドとしては、「三ツ矢コーヒー」・「NOVA」・「J.O.」に続く4代目として、1997年9月に発売された。2002年10月に発売された業界初の朝専用缶コーヒーである、「WONDAモーニングショット」がヒットして、その後のアサヒ飲料の主力ブランドのひとつとなった。

[バヤリース]
1951年発売のロングセラー商品。表記について当初は「バャリースオレンヂ」となっていたが、1987年から「バヤリースオレンジ」という表記になっている。マスコットキャラクターは、バヤリース坊や(通称バヤ坊)で1959年に登場した。

[三ツ矢サイダー]
アサヒ飲料が発売している炭酸飲料で、同社の登録商標である。三ツ矢サイダーの起源は、明治時代に宮内省が、兵庫県多田村平野の平野鉱泉を用いて炭酸水の御料工場を建てたことに始まる。その後工場は三菱に払い下げられ、明治屋が権利を得て、1884年(明治17年)に「三ツ矢平野水」として販売した。この平野水をベースに、1907年(明治40年)に「帝国鉱泉株式会社」が設立され、砂糖を煮詰めたカラメルやイギリスから輸入したサイダーフレーバーを加えた「三ツ矢印 平野シャンペンサイダー」が発売された。1909年(明治42年)に「三ツ矢シャンペンサイダー」に改称。

UCC
[UCCブラック・無糖]
缶コーヒー競争が起こった1990年代最中の1994年に発売された。各社がキレ味・香り・ブランドイメージを追求していくのに対してUCCは特許によるTTND製法により、高温抽出した珈琲を高速で冷却して、缶に充填させると同時に、同じく特許をもつアロマフリージング製法によって、抽出された香りを缶の中に閉じ込めるという独自の製法によって製造されている。発売当初から爆発的な人気を獲得するとともに、無糖缶コーヒーの一大ブランドに成長した。現在は、UCCを代表する製品となっている。

ポッカサッポロ
[ポッカコーヒーオリジナル]
1972年発売の超ロングセラー商品であり、ポッカコーヒーの中心的な製品である。原材料は牛乳・砂糖・コーヒー・乳化剤の4つのみと非常にシンプルな組み合わせである。ポッカコーヒーオリジナルの缶に描かれている男性の顔は、ポッカコーヒーの代名詞ともいえる存在であるが、缶の絵柄に男性の顔が登場したのは発売開始翌年の1973年であった。ポッカによると、この男性のモデルはいないとのこと。パッケージの顔自体も年々変化があり、時代に合わせて、長かったもみあげを短くして、あっさりめの顔つきになった。2006年のリニューアルで従来よりもかなり小さいものになり、2009年にはパッケージのレイアウトが変更されて境界線が中央からかなり下になっている。当初は単に「ポッカコーヒー」として発売し、後に「ポッカコーヒーニューオリジナル」を経て、現在の商品名になっている。

[コントレックス]
コントレックスは、フランスのヴォージュ県コントレクセヴィルで採れるミネラルウォーター。硬度が1468と極めて高いことが特徴であり、カルシウムやマグネシウムなどの含有量が多く、またサルフェートも含有する。90年代前半においては通信販売がメインの販路であったが、認知度の上昇と共に、輸入食材店、一般小売店、コンビニと身近な存在になった。飲んだら痩せるというものではなく、あくまでダイエット等の際に不足しがちなミネラル分を補うものである旨が、パッケージに記述されている。

ダイドードリンコ
[ダイドーブレンドコーヒー]
ダイドーブレンドコーヒーは、ダイドードリンコが発売している缶コーヒーであり、同社の主力商品。1975年に発売され、日本コカ・コーラのジョージアと並ぶロングセラー商品である。前身は1973年に発売された「ダイドージャマイカブレンドコーヒー」で同年に実用化されたホット対応自動販売機と同時に登場した。

えひめ飲料
[ポンジュース]
1952年(昭和27年)に発売された果汁飲料。「えひめのまじめなジュース」をキャッチコピーに販売されている。姉妹品としてポンの名を冠したグレープやりんご味もある。発売当初は果汁100%ではなかったが、1969年(昭和44年)に果汁100%に変更された。名称の由来は、日本一のジュースになるようにという意味をこめて名付けたことによる。

大塚製薬
[ポカリスエット]
昭和55年(1980年)4月発売。日本におけるスポーツドリンク普及の起爆剤となった。大塚製薬はポカリスエットをスポーツドリンクでなく、発売当時より「発汗により失われた水分、イオン(電解質)をスムーズに補給する健康飲料」としている。略称は「ポカリ」。開発における商品コンセプトは「飲む点滴」でヒトの体液に含まれる7種類のイオンを含有する。

明治
[ヴァーム]
VAAM(ヴァーム)は、運動で体脂肪を燃やす17種類のアミノ酸バランス素材を配合したスポーツ飲料。ヴァームは、スズメバチの幼虫が口から吐き出し成虫に与える栄養液である。たんぱく質を構成する生体アミノ酸は20種類あるが、ヴァームにはその内17種類が含まれる。

不二家
[不二家ネクター]
不二家ネクターは1964年に誕生したロングセラーブランド。長く愛されている秘密は果実を丸ごと裏ごしした、素材そのままの味わいだから。ネクターはギリシャで誕生し、ギリシャ語でネクターは「ネクタル」と言って、古代ギリシャの神々の飲み物として愛されていた。「ネクタル」は、甘く、香りも素晴らしいので、不老不死の薬とも考えられていた。

南日本酪農協同
[スコール]
スコールは、宮崎県都城市に本拠を置く南日本酪農協同が1972年から販売しているヨーグルト風味の炭酸飲料。スコールとはデンマーク語で「乾杯」という意味で、キャッチコピーは「愛のスコール」。脱脂乳をベースにした発酵乳を独自製法で発酵、炭酸水を加えた炭酸飲料。ロゴの背面に描かれている模様は南十字星を表現している。さらに基調カラーのグリーンに合わせ幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーのイメージも重ねられている。
参考資料 wikipedia
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